子供の体調不良でイライラ。仕事との両立で困ってる人へ

このページは、「子供の体調不良」に悩む保護者向けの記事です。

  • 何かあっても頼る人がない(共働き、シングルマザー)
  • 子供の体調不良が続きイライラしてる
  • 祖父母のプレッシャーが半端ない

親を困らせようとして、わざと体調不良になってるわけではない。
と自分に言い聞かせても、イライラするのは仕方ありません。(親だって人間です)

ただ、心労がたたって保護者が倒れたり、ゆとりがなくて人生を楽しめない、
イライラがピークに達して子供に手をあげたり、逆に育児放棄するのはさけなければなりません。

どうすれば、子供の体調不良と上手につきあえるかを解説します。

子供の体調不良にイライラする

「あっ、先生? 今日うちの子が学校で熱をだしたみたいで。今から病院につれてくところなんです。なので今日の塾はお休みします。」

こんな感じで、子供の急な体調不良が原因で、仕事をぬけて学校に迎えに行き、そして病院に連れていく保護者が多いです。特に小学生の子がいると。

しかも、お母さんが全部ひとりでやってるパターンがとても多い。

子供の体調不良は、塾の欠席だけでなく受験にも関わる子もいるので、なにかと保護者と話すテーマになりやすいのです。

15年間の個別指導経験のなかで、1,000人以上の保護者と面談や電話のやりとりをしてきました。(主に小中学生のお子さんがおられる方)

その経験から、子供の体調不良の対処法のポイントは3つあげられます。

  • 子供の体調不良はさけられない
  • 体を強くして予防する効果は大きい
  • 思考法を変えればストレスは緩和できる

子供の体調不良と仕事

前述の通り、子供になにかあったら、母親が対応せざるをえない家庭が多いです。

実家が近い家庭は、自分の親にも支援してもらうことはできますが、ほんの一部。

自分の家ではなく、旦那さんの家が近くにあるとしても、、、
義理の父や母に知られると「甘やかしてるから。育て方が悪いから」と嫌味を言われるから、自分ひとりなんとかしないといけない。

都市部になると、祖父母が近くに住んでるパターンも少なく頼る人がいない。

仕事が休めない、欠勤が増えたら

仕事を早退するのも大変ですし、欠勤が増えれば給料に響きます。

「子供の具合が悪いので今日も休ませてください」と電話なりメールで伝えるときの憂鬱感はないと、みんな言います。

「お大事に」と返事をもらっても、本心ではどう思ってるんだろうと、不安になります。

体調不良になることが多い、長引く子の場合、自主的に退職せざるをえない人もいます。

 

楽しみにしてた飲み会をキャンセル、、、

「不謹慎だとは思うけど、できることなら仕事の休みに体調不良になってほしい」と本音を話してくれる保護者も多かったです。

 

わたしの教育理念は、「母親が笑顔でいられる環境作りこそ、子どもの教育の根幹である」です。

なんとか力になりたいと、栄養学や心理学の知識を生かし保護者とやりとりしていきました。
その15年間の結論を話します。

体調不良はさけられない

どんな方法を使っても100%、体調不良を防ぐ方法はありません。

当たり前のような話ですが、認識しておくことが重要です。

そうすれば、「自分の育て方が悪いから」と過度に自分を責めなくて済みます。

自分はそうおもってなくても、だんなさんや祖父母に言われ続け、一種のマインドコントロール状態になってるケースもあります。

まず、子供が小さいほど、体調不良はしょうがない部分もあることを強く認識してください。

 

サプリで健康管理する人が増えてる

体を強くして予防する効果は大きい

100%予はムリですが、体が強くして体調不良になる可能性を低くできます。

わたしが推奨する方法は、サプリによる健康管理。

「子どものうちから、あまりそういうのは飲ませないほうが良いのでは」
と思う人もいるかもしれません。

正直、わたしもそう思ってました。

しかし、女性の社会進出が日本よりも突出してるアメリカでは、子供にサプリは当たり前というのが常識だと知り、考えを変えてみようと思ったのです。

アメリカのお母さんも、日本と同じです。
頼れる人は近くにいないので、子供が体調不良になると、仕事が進まない、会社に迷惑をかけるということで悩んでます。

だから、ふだんの食事で不足しがちな栄養をサプリで補う。
こういう考え方がアメリカで広まり、今や常識化してます。

日本でも中学受験に挑戦する家庭では、サプリを導入してるケースが多かったですが
今や、一般家庭でも当たり前の時代になりつつあると感じてます。

サプリの詳しい話に入る前に、「子供の体を強くする方法」の一般論について話します。
ここを先に話さないと、なぜサプリが必要なのかがいまいち伝わないと思うからです。

適度に運動、(質の高い)睡眠時間の確保、バランスのとれた食事、

この3つを確保できれば問題ありません。

ただ、現実そうもいきません。「体育が好きではない、あまり好きではない」小学生が増えてます。

運動よりもゲームや動画を見るほうが楽しい
習い事や学習塾で、体を動かす時間がない
外で遊ぶ場所がない

スポーツで体を動かしてる子以外は、運動する機会はへる一方です。

それに拍車をかけるのが、睡眠時間の減少です。

ゲームや音楽、動画やテレビを見たり、、、夜の娯楽にことかかない環境にある子に
寝なさいと言っても、はいそうですかで済みませんよね。

人間は睡眠をとることで、体の細胞が修復され成長します。
寝れば良いわけではなく、ある程度まとまった時間が必要です。

食事の栄養バランスについては、家庭によりけりなので詳しくはふれませんが
完璧にこなすのはなかなか難しいですよね。

働いてるお母さんなら、時間がそもそもありません。
ゼロとは言いませんが、ゆっくりていねいに作る時間はありません。

作れたとしても、食材の栄養価そのものが低下してるという現実があります。

理由は2つ

スーパーに行けば、1年中野菜がならんでますよね。

でも時期によって栄養価が全然ちがいます。

例えば、冬野菜のホウレンソウ、夏は冬の半分以下の栄養価しかありません。

もうひとつの理由は、野菜の作り方による変化。

野菜が育つ土がやせてることが一番の理由です。

旬の野菜でも、今と30年前では、栄養価が全然違います。

このように、子供の食事に気をつかっていても、努力が報われない環境にあることを認識しないといけません。

「運動、睡眠、食事がヤバイことは分かったよ。でもなぜ食事なの?ほかは?」
と思う人もいるかもしれません。

これには理由があります!

悩みを抱えたときは、自分が影響できる範囲を中心に考えるが鉄則だからです。

今回の3つなら、「睡眠と運動」よりも「食事」のほうが保護者の影響下に近いからです。

子供に「運動しなさい」「寝なさい」とは言えますが、運動するのも寝るのも、決めるのは子供です。保護者はコントロールできません。

しかし、食事なら保護者が、こうしようと思えばすぐ変えられます。だからこそ、食事で対処する。しかも、社会の変化や、お母さんの物理的な事情から考えれば、食事に気を使いつつも、不足しがちな栄養をサプリで補い体を強くするのが一番現実的かつ効果的だと考えます。

「きちんとした食事をとればサプリはいらない」は正論ですが、そうもいかない現実を素直に受け入れ、対処法を考えるほうが建設的です。

考え方次第でストレスは減らせる

考え方を変えれば楽になれます。

先にご紹介した、「自分でコントロールできるものに焦点をあてる」もその一つです。

自分の影響の外にあるものと格闘して、ボロボロになってる人が多い。

いくら自分の子供でも、心の中まで親の思い通りになると考えるのはエゴです。

できないものを出来ると考えるから、悩んだりイライラしたりするわけです。

母親がすべてを背負う必要はない!

「便利な世の中」には光と影があります。現代の子育ては、影が大きくなってます。

どういうことか?

ネットで検索したり、SNSを使えば、ある程度のことはすぐわかります。

昔は遺伝とあきらめていたことも、今は対処法があります。
例えば、背を伸ばすサプリとか。

つまり、便利な世の中になるほど、保護者の選択肢は増え、それに比例して悩みが増えるということです。

情報や選択肢が多すぎて「選択」するのも一苦労です。
仮に「やらない」という選択をしても悩みはつきません。

例えば、身長が伸び悩んだまま大人になったとしたら「どうしてサプリを飲ませてくれなかった」と言われないかなと不安になるわけです(実際、いうかは別として)

まずは、すべての責任は自分にあると考えないことです。

完璧に子育てしてる家庭なんてありません。

イライラしてる自分を認識すれば良いだけ。

まじめな保護者ほど、子供が体調を崩して苦しんでるのにイライラしてる自分に凹んでます。
ストレスがたまってる、イライラしてるなと感じたら

少し高い位置から、自分を眺めるイメージで
イライラしてる自分がいる
と他人事のように感じてみてください。

 

アルパカ

「小中学の子育てナビ」は、お母さんがいつでも笑顔でいられるように、という思いで開設されたメディアです。

個別指導15年、1000人以上の子どもを教え、同時に保護者と接してきました。その経験をまとめました。仕事や家事で忙しいお母さんの負担を少しでも軽くできたら嬉しいです!
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