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小学生の娘、息子のいびきが気になる。子どもに親ができること

小学生の娘(息子)が急に大きないびきをかくようになったら心配ですよね?

「病気じゃないかしら?」と不安になります。修学旅行や部活の合宿でいびきをかいて寝ていたら、いじめられるようにならないか?先のことまで心配に。男の子ならまだしも、女の子だと将来(結婚)のことも考えてしまいます。

 

病院に行く前に家で簡単にできる対処法をご紹介します。まず寝ている子どもの呼吸法を確認してください。鼻呼吸か、口呼吸かをチェックします。もし口で息をすったりはいたりしているなら、呼吸法がいびきの原因になっている可能性があります。

口呼吸する子どもはイビキをかきやすい

口呼吸になると、舌先が前歯の後ろについて気道を狭くします。そのせいで空気の振動が起こり騒音が発生します。大人に比べて子どもはカラダが小さいので、いびきの音は小さいと思ってる人も多いです。体格に関係なく子どもでも騒音をだします。

いびき対策には寝方や枕の高さを変えたり、器具を使用するなどの対処法があります。まずは呼吸法を変えることからはじめましょう。

 

起きている間、意識的に鼻で呼吸をさせるようにします。今の子は「呼吸は口でするもの」と思っている場合が多いです。間違えてる場合、意識を変えるだけで鼻呼吸にできるケースもあります。チャレンジしてみましょう。

 

例外として子どもが鼻炎の場合は無理に鼻呼吸にはできません。耳鼻科で治療するのが先です。

鼻がつまりやすい小学生にはお茶がおすすめ

鼻炎と診断はされてないけれども、鼻水がよく出るとかつまりやすい子もいるでしょう。薬局に行くと鼻炎用のスプレーがあるので、それを使えば制限時間はありますがつまりを緩和することは可能です。ただし説明書にも表記されてる通り、長期間の使用は控えないといけません。副作用も少なからずあるということです。

 

子どもの鼻ずまりには、お茶がおすすめです。わたしは子どものころ鼻炎もちでしたが、祖母からお茶が鼻詰りに良いとすすめられ小学生のころから飲むようになりました。それまでは口をぽかーんと開けていることが多く、親も「バカに見えるからなおしたい」と思っていたそうです。鼻詰まりに効くお茶を飲むようになり、口をポカーンとすることはなくって安心したそうです。後から親に聞きましたが、寝ている最中のいびきもしなくなったそうです。

 

口呼吸はアトピーや花粉症、ぜんそくなどにも影響している

口呼吸を続けるデメリットは「いびき」だけではありません。鼻で呼吸すると、空気に含まれる病原菌のほとんどは粘膜や鼻毛にとりこまれます。これが口呼吸になるとダイレクトに体内に侵入して免疫力を低下させます。アレルギーに過剰に反応するようになれば、アトピーやぜんそくなど、なかなか完治できない病気になりかねません。

 

口呼吸は鼻呼吸よりも1回で吸える空気の量が少ないです。理由は舌のせいで気道が狭くなるからです。吸える空気の量が少ないということは、脳を含めて体全体に届ける酸素の量も少なくなります。

勉強やスポーツに集中するためには、脳に十分な酸素がいかないといけません。起きている間だけではなく、寝ている間も脳にはエネルギー(酸素とブドウ糖)が必要です。なぜなら記憶の整理が必要だからです。短期記憶と長期記憶の整理整頓をしないといけません。
子どもが睡眠中に口呼吸になっていると酸素が十分に脳にいかない可能性もでてきて、知識の定着が安定しないことにもなりかねません。

 

口呼吸のデメリットは「口臭や体臭」にまで発展します。本来であれば口の中の唾液の殺菌能力で口臭が予防されます。しかし口呼吸で、口の中が乾燥すると唾液が十分な機能をはたせなくなるのです。体内の悪玉菌が増え続けていき、善玉菌とのバランスが崩れることで体臭が強くなる場合があります。口臭や体臭は小学校でのいじめのキッカケにもなりかねませんので親としては注意したいところですよね。

 

話が脱線してしまいましたが、まずは「鼻呼吸を意識すること」。そして鼻がつまりやすい子どもには薬よりも副作用のないお茶がおすすめであることを話しました。

小学生の娘さんや息子さんのいびきを止める寝方とまくらの高さ

睡眠法としては、横向きに寝るのほうがイビキをかきにくくなります。仰向けに寝ると一番いびきをかく可能性は高くなります。うつぶせに寝るのが一番イビキをかきにくくするには良いです。いびきに対して一番良いというだけで、デメリットもあります。仰向けや横向きに寝ていた子どもをいきなりうつぶせで寝かせるのは難しいです。なので小学生の娘さんや息子さんの寝方をかえるなら、横向きをおすすめします。仰向け寝から横向きに変更するのは比較的スムーズに移行することができますから。

 

子どもの枕の高さは、寝た時に顔のラインと寝具が平行になるのが理想です。枕が高すぎても低すぎても平行にはなりません。大きすぎる枕はさけて、ほど良いサイズのものを選びタオルで高さを調節するのがおすすめです。よく快眠用の枕が売ってますけど、高いし子どもに合うものはなかなか見つかりません。しかもどんどん成長していきます。なのでタオルで調節するのが一番簡単です。

アルパカ

「小中学の子育てナビ」は、お母さんがいつでも笑顔でいられるように、という思いで開設されたメディアです。

個別指導15年、1000人以上の子どもを教え、同時に保護者と接してきました。その経験をまとめました。仕事や家事で忙しいお母さんの負担を少しでも軽くできたら嬉しいです!
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