このページでは、小中学生の保護者向けに「リビング学習のアイデア」について解説します。
部屋の間取りは各家庭で違いますが、共通する悩み、デメリットがあります。
- 片付けない(散らかる)
- 来客のときに困る
- 集中できない
ちょっとした工夫で、これらのデメリットは解消できます。
5つのアイデアを紹介します。
ミニほうきで消しゴムのカスを掃除
リビング学習のデメリットは、勉強したあとの掃除です。
特に多いのが、消しゴムのカス。
塾で子どもたちを観察すると3通りにわかれます。
- 消しゴムのカスを集めてゴミ箱に捨てる
- 消しゴムのカスを机から床にはらう
- そのままにして帰る
小さいころからのしつけの問題だと思います。
個別指導15年の経験からいうと、頭の良い子は、きちんと掃除して帰りますね。
リビング学習を通して、掃除の習慣を身につけさせましょう。
手で集めてゴミ箱に捨てさせるのでも良いですが、ミニほうきを準備してあげると
楽しんでやってくれます(100円均一でうってます)
ミニほうきは、取り出しやすい場所に設置しておきましょう。
とりにいく動作が増えるだけで、面倒くさがります。
リビング学習するさい、子どもの動線に置くのがコツです。
リビング学習用の机を準備する
子どもにダイニングデーブルを占領されるのは困るという場合、勉強専用の机を設置するのもアリです。
学習机のようなゴツさはなく、リビングにおいても違和感がないデザインの机がIKEAや無印良品から販売されてます。
仕切りを作って勉強に集中させる
テーブルで勉強させる場合、周囲が気になって勉強に集中できない子がいます。
そんな子には、持ち運びが簡単な「リビング学習用の仕切り(ついたて)」を準備してあげましょう。
ここ1年、リビング学習用の仕切りが各メーカーから販売されだしてます。
来客が多いなら収納ワゴンが便利
来客が多い場合、勉強道具の収納場所の工夫が必要です。
見られたくないなら、収納ワゴンがあると便利です。
キャスターがついてると、来客があったときリビングから移動させやすいので便利♪
モノを定位置に戻す習慣は、小学生のうちにつけさせたいものです。
収納場所を一つの部屋の整理棚にしてもよいでしょうし、収納ワゴンにしてもかまいません。
大事なのは、道具の置き場を決めてしまうことです。
全ての教材やプリント類を、収納ワゴンに保管しようとしないこと。
教科書や副教材もあわせると、相当な量になります。
リビング学習に使うものだけを厳選して収納すると良いでしょう。
明るさはライトでカバーする
勉強する時間帯にもよりますが、十分な明るさを確保しないといけません。
暗いなと感じたら、ライトを準備しましょう。
リビング学習用のライトは、持ち運びのしやすさも重要になります。