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色を工夫するだけで、学習効果が上がります。
ペンやマーカーの色、部屋のカーテンの色、、、
このページでは「勉強に効果的な色」について解説します。
赤と青の特徴を生かし勉強で使い分ける
勉強に使うべきは「赤」と「青」です。
これは、私が言わなくても想像がついたと思います。王道色ですよね。
ただ、どう使い分けるのが良いか、決まってない人も多いです。
赤と青、それぞれの特徴をおさえておきましょう。
- 「赤」は、注意力を高める
- 「青」は、創造性を高める
参考書をみると、大事な部分は赤で表現されてることが多いです。
[memo title=”ポイント”]これはテストに絶対でる!的なものは、赤色を使いましょう。[/memo]
青は、脳をリラックスさせる効果があります。
青い空を見ると、気持ちがよくなるのはそのためです。
リラックスすると、意識が拡散して思いつかなかった解決法が見つかります。
創造性が必要な勉強で、青色は効果があります。
[memo title=”ポイント”]数学や理科、小論文、記述問題には青ペンを使って勉強しましょう。[/memo]
勉強に効果的な色は、ペンやマーカーだけに限りません。
下敷やクリアファイル、部屋のカーテンの色など、目に飛び込んでくるものすべてに工夫の余地があります。
教科書に線を引いただけで満足しない
マーカーやペンで、教科書に線をひくときのポイントを話します。
教科書や参考書に線を引くのがゴールではありません。
覚えることが目的です。
脳に記憶させるには、2ステップあります。
[list class=”stitch-red”]
- ごちゃごちゃの情報にメリハリをつける
- 覚えるべきことだと脳に理解させる
[/list]
朝起きて寝るまでに、さまざまな情報を脳は扱うことになります。
とはいえ、どれが重要で、どれが忘れてよいかは、この時点で脳は判断できません。
例外は、命の危険性があるときだけ。
信号を無視して横断歩道を渡ったら、車に引かれそうになった。
命にかかわる情報なので、脳は記憶します。
↑このような例外はあるにしても、基本的に脳は、情報の重要度がわからないと思ってください。
ペンやマーカーで色をつけることで、これは重要、これはふつう
というメリハリがつきます。
ただ、ここで終わってる人が多いのです。
アンダーラインを引いて満足するのはNGです。
「これは覚えるべきことだ」と、脳に信号を送り続けましょう。
新政府は、1869年(明治2年)、土地や人民を天皇に返上させ(版籍奉還)、1871年には、版を廃止し、かわりに府・県をおく廃藩置県を行いました。
『中学生の歴史』(帝国書院)より
この文章だけでは、何が重要なことかわかりません。(教科書では「版籍奉還」「廃藩置県」は太文字になってます)
「版籍奉還」「廃藩置県」に線を引いて、情報の重要度にメリハリをつけてみましょう、
[box class=”box2″]新政府は、1869年(明治2年)、土地や人民を天皇に返上させ(版籍奉還)、1871年には、版を廃止し、かわりに府・県をおく廃藩置県を行いました。[/box]
ただ、「メリハリがついた」だけで、覚えたわけではありません。
しかも、「版籍奉還」「廃藩置県」という言葉だけを覚えても、テスト問題に対応できません。
1869年(明治2年)、土地や人民を天皇に返上させたことを何という?
「版籍奉還」の中身を知らなければ答えられませんよね。
ペンやマーカーで色をつけるだけで「勉強した!」と満足しないようにしましょう。
赤と青以外に、3色目を用意しよう!
赤と青、どう使うかはさておき、「客観的に重要なこと」に利用されます。
誰がどう見ても大事そうなことに使いますよね。
「客観性」だけで勉強は成り立ちません。
人間の「好き」とは、誰かが決めることではなく、自分がそう感じるもの。
つまり、主観的な部分にこそ、勉強が好きになるきっかけが隠れてます。
学校の授業や、教科書、参考書で、
自分がおもしろいなと感じたことは赤や青以外の3色目で表現してみましょう。
3色目は、あなたが好きな色でかまいません。
もしなければ、「緑色」を使うと良いでしょう。
理由は、入手しやすく使いやすい、見やすい色だからです。
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