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中学生の社会科を早めに対策するメリット|高校入試で得点源にする

中学の「社会科=暗記教科」というイメージがある人は多いと思います。子供の英語や数学の勉強を気にかける保護者は多いのですが、社会科は優先順位が低いですね。

中学の社会科を早い時期から勉強させるメリット

「暗記科目だから、なんとかなる」という心理が働いているからかもしれません。社会科の点数が取れていないのは「子どもが勉強の仕方を知らないから」。

そう考えている保護者が実に多いです。もちろん間違いではありません。ただ本当にそれだけの理由なのでしょうか?

勉強方法だけを理解しても点数が上がるとは限らない

テクニックを身につければ、テストの点数や成績は上がるのでしょうか?私の考えは「勉強の仕方を教えて伸びる子は半分、それだけでは足りない子が半分」です。

前者は成績が主に3~4のお子さん。それ以下だと勉強の仕方だけを教えるだけでは、伸びない可能性が高いです。

勉強方法を教えても3日坊主に終わる可能性が大

成績が1や2、もしくはギリギリ3のお子さんがいるとしましょう。

「社会科はこうやって勉強すると良いですよ!」と方法だけを教えても、3日坊主で終わる可能性が高いです。

社会科を暗記教科だから…英数よりも後回しにする損失は大きい

「自分が中学生のころに出来たんだから、子どもできるでしょう。(英語や数学は仕方ないかもしれないけれども社会科は暗記教科だからね・・・)」

早めの社会科対策を始めるメリット

こんな感じで社会科を英語や数学よりも優先順位を低くするのはモッタイナイと考えます。

理由は3つあります。
・対策することで点数が一番伸びやすいのが社会科。
・高校入試は5教科の内申点と当日点で決まる。
・学校のテストでは得点できても入試でとれない子が多い。
「勉強が楽しい」と思う瞬間はどんな時でしょうか?

根っこの部分は「分かった」ときではないでしょうか?

 

数学ならば問題を解いて丸がついたときでしょう。英語であれば、日本文の構造と異なる英文の仕組みを理解したとき。

 

では社会科はどんな瞬間に「分かった」と思うのでしょうか?わたしは「ストーリーを理解したとき」だと考えます。

ストーリーがつながると、分かる

中学で習う社会科は大きく3つに分かれます。「地理、歴史、公民です」

この3つには、それぞれストーリーがあります。

社会科が暗記教科と思われる理由は、膨大な基本用語を記憶しておかないと点数がとれないことにあります。学校の授業1時間の中でさえも、たくさんの基本用語が登場します。

教える側からすれば、用語の説明だけでも大変です。生徒からすれば、説明を受けただけというイメージかもしれません。

 

本来ならば、その用語とストーリーを結びつけることで「分かった!」となるのですが、そんな時間はないのが現実です。

 

となると、1問1答の問題集でストイックに暗記できる子が点数が高くなるのは必然かもしれません。暗記の仕方を教えただけで、社会科の成績が上がる子はいます。社会が好きか嫌いかは置いといて。

しかし中間層やそれよりも下の子になると、それが一番難しいのです。自分一人で、教科書とノートで勉強するのが一番大変なのが社会科なのです。

 

分からないところが分からないとなりやすいのです。何かしらのサポートがあれば、社会科を得意科目に持っていくことも可能です!

点数が取れる教科がある=子どもの自信につながる

仮に英数の点数が伸び悩んでいても、社会科だけは点が取れるとしたらどうでしょう。まず本人の心の支え、自身、最後の砦に社会科がなります。

自分はコレだけは人に負けない!そういう自身はとても大事で、プラスの影響を他教科に及ぼす可能性もあります。

社会科の点数は安定する=志望校決めやボーダーへの不足を補うのに最適

高校入試でも、社会科が得点源になれば「受験高校が決めやすい」「苦手教科の不足を補える」などのメリットがあります。

高校入試において社会科はよくも悪くも点数が安定します。これは、自分にハマった文章は取れるけど、それ以外はムリとなりやすい国語とは違います。

英数も同様です。主要5教科の中で、当日点を計算しやすいのが社会科です。模試と比べて他の4教科ほど外れる可能性は低いです。よくも悪くも安定します。

期間集中よりも年間を通して社会科を勉強した方が良い

成績が中間、もしくはそれより下の子の場合、社会科を年間を通して勉強する体制をオススメします。

つまりテスト前だけとか、塾で言えば講習期間だけやるよりも、年間を通して勉強させるのです。理由は明確で、用語とストーリーを暗記するぐらいまでに理解するには時間がかかるのからです。

1回の勉強時間は少なくていいから、回数を多くする

1日の勉強時間は英数ほど入りません。それよりも用語に触れる頻度を上げるのです。勉強時間で言えば「質より量」でカバーした方が伸びやすいです。

どの用語から勉強すればいいのか?お子さまだけで考えるのは大変です。本屋さんで売っているテキストや通信教育、個別指導塾や家庭教師を利用する。

もしくは保護者の方が決めてあげないと厳しいです。今回は社会科を英数なみに扱うことの重要性をテーマにしました。中間層、もしくはそれより下のお子さまには非常は大きいです。

アルパカ

「小中学の子育てナビ」は、お母さんがいつでも笑顔でいられるように、という思いで開設されたメディアです。

個別指導15年、1000人以上の子どもを教え、同時に保護者と接してきました。その経験をまとめました。仕事や家事で忙しいお母さんの負担を少しでも軽くできたら嬉しいです!
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