家庭学習しない子に悩む保護者へ
子どもが家で勉強しないと悩んでる保護者は多いです。学校×家庭で学習効果は決まりますので、習慣化させたいものです。
今回は、家で勉強しない子どもの特徴を6つに分けて解説します。
ペーンケースに使わない筆記用具がいっぱい
小中高生の仕事は「勉強すること」です。家で勉強しない子のペンケース
(筆箱)は、これでもかと筆記具がつまってます。
必要なシャープペンシルが奥のほうにあってなかなか取れないという困った状態です。
そういう子には中身のペンを数えさせるのですが、平均25本入ってます。
面倒くさい作業が増えるほど、やる気は消えます。
中身を厳選して、必要な道具にすぐアクセスできる状態を作るべきです。
カバンの中身を整理してない
家で勉強しない子どもは、学校から帰ってカバンの中を整理しません。
プリントはクリアケースにつっこんだまま、パンパンになるまでためこみます。
なので提出物がきちんと出されておらす、面談で担任に注意されて保護者がはじめて気づくというパターンが多いです。
プリント類の整理ができる=クリアファイルにいれてる
と勘違いしてる子が多く、中身を確認して必要ないものは処分する、宿題や提出物は締め切りまでに完成させる。
ここまでできて整理整頓ができてると考えるべきですが、そういう概念がありません。
「家で勉強しない子ども=成績が悪い」と決めつけるのは良くありませんが、せめて提出物くらいは出さないといけません。
子どもの年齢にもよりますが、中学生までならファイルの中身を保護者がチェックせざるをえない状況もありえます。
勉強法を知らない
家で何を勉強していいのか、その定義が曖昧であることが多いです。
宿題をやればいいのか?復習をすればいいのか?予習をすればいいのか?
ノートのとり方や授業の受け方についての指導は、高校のほうが熱心です。
たしかに受験によって偏差値が近い集団になってますので学習法の指導はやりやすいかもしれません。
しかし、本来であれば小学生、中学生の段階で家庭学習のありかたは指導すべき点であることは間違いありません。
宿題をだせばそれで良いという風潮があるのは残念です。
(→宿題がなければ家で勉強しなくていいと考える子どもが増えた)
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保護者が家にいるかどうかは関係ない
子どもが帰宅する時間、保護者が家にいないから、勉強しないのだと考えてる人もいます。
これは間違いで、大人が家にいようがいまいが、家庭学習しない子はやりません。
逆に家に保護者がいなくても、しっかり勉強してから遊びに行く子もいます。
勉強部屋があるかどうかは関係ない
勉強部屋があるかないかと、子どもが家庭学習するかどうかの関係はありません。
部屋があっても勉強しない子はしません。部屋がっても居間や台所で宿題をする子もいます。
家庭の状況によっては、子どもに勉強部屋を準備できないことを申し訳なさそうに話す保護者もおられます。
そんなことを気にする必要は全くありません。
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熱中するものがある
家で勉強しない子どもには、熱中するものがあります。
それはゲームかもしれないし、音楽かもしれないし、ブレイブボード、カード、ピアノ、野球やバスケ、サッカー、自転車、
何かしらあるものです。
この情熱と勉強は必ずしもかけはなれてるわけではありません。
例えば戦国無双(ゲーム)が好きな子は、自分で戦国大名の本を買ってきて読みます。
保護者や学校の先生の声には耳をかさなくても、その道のプロの声は聞いてくれます。
わたしは子どもに趣味を聞いて、リサーチ。
その道のプロがどういう人生を歩み、どういうメッセージを発信してるのかをしらべて子どもに話してます。
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