子供にスマホを持たせるのはいつから?
「勉強しなくなったら困るしな~」と悩んでる保護者は多いと思います。
小学生から?
中学生から?
子供が欲しい!と言ってから
個別指導塾に勤務しながら、いろいろな事例をみてきました。今回は子供にスマホを持たせる時期について解説します。
ポイントは2つあります。
(1)親が時期を心配するのは無意味
子供が「スマホ欲しい!」と言ったらもはや止めることは不可能です。
「家にはお金がないの!!!」とでも言わない限り、厳しいと考えてください。
1度や2度は「まだ早い」と言えば、子供も引くとは思います。
ただし半年後ぐらいには親も折れて購入してることでしょう。
地域にもよるのですが、小学生からスマホを持たせる家庭も増えてます。
なので周りの友達が持ち始めたら、「ゲーム買って!!!」と同じノリでせがまれるのは必至です。
対策としては、1回ではYESと言わないことです。
親から進んで買い与えるものではないとイメージしておけばokです。(防犯上の理由からは除く)
(2)時代の流れに逆らうよりも、どう使わせるかを心配したほうが良いと考えます。
ここでは1点だけ、子供にスマホを持たせるときのルールを提言します。
「歩きスマホは絶対ダメ!!!」
というシンプルな約束です。よく駅にはってるポスターみたいですが。
歩きスマホを禁止するのは、事故を防ぐためだけではありません。
子供の思考を育てるために、歩きスマホは良くありません。
ひとは歩いてるときでも、意識するかはさておき、考えてます。
考えに煮詰まったら散歩する人もいますね。
スマホが思考に役立つのは、分からないことを自ら検索するときです。
歩きスマホのほとんどは、SNSの確認など受け身情報がほとんだと思います。
歩いてるときに、大事なこと(提出物、宿題)を思い出したり、前に疑問に思ってたことの答えが見つかったり、いろいろなことが頭から湧いてくることは珍しくありません。
人間とは考えてるようで、考えてない生き物です。
考えてるようで、実はそれはSNSやテレビで仕入れた他人の考えの受け売りだったりします。
便利な世の中になるほど、意図的に考える習慣、仕組みが必要になります。
社会で活躍してる人の多くが、1日1回、考える時間を意図的に作ってます。
逆にいえば、そういう人でさえも意図的に時間を作らないといけないということです。
これは大人の話ですが、子供でも同じです。
課題をもって論理的に考えるという訓練が少ない時期は、無意識の思考がとても重要になります。
子供にとって、それは歩いてるときにほかなりません。
家に変えればゲームや漫画があって、意識はそちらにむいてしまいます。
そういう意味では、歩いてる時間といのはとても重要なのです。
歩きスマホをするといことは、家でげーうや漫画を読むのと同じ状態です。
脳から受け取る情報よりも、スマホから受け取る情報に集中してしまいます。
まとめ
・いつ子供にスマホをもたせるかを考えるのは意味がない。
・どのようにスマホを使わせるかを考えるのがベスト
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